株式投資

株で得られる2つの利益

2つの利益とは

投資にはさまざまな種類がありますが、「株式投資」は古くからある最もスタンダードな投資方法。証券取引市場に上場している企業の株式の売買や、配当や株主優待で利益を得ます。
株式投資の利益には2種類あります。

【株式投資で得られる利益】
・株式の売却益(キャピタルゲイン)…保有していた株式を売却したときに得られる利益
・配当、株主優待(インカムゲイン)…株主が継続して受け取ることができる利益

10万円で購入した株式が、15万円に値上がりし、そこで売却すれば5万円の利益です。これがキャピタルゲインです。逆に値下がりしてしまったことで損失が出た場合は、キャピタルロスと言います。基本的には、トレードで利益を狙う方針が、キャピタルゲインを狙う方針だと思っておいていただいて結構です。

また、10万円の投資に対して年間に得られる配当額が5,000円であれば、年利5%の利益を得ることができます。一回の利益は少なくても、保有している間、継続的に得られる収入となります。ただし、その企業の業績が良くなく、利益を出せなかったときや、利益が出ていても成長への投資に回したい場合には配当がないこともあります。この場合は、ある程度の中長期保有をすることになります。

株主優待とは

日本には、株主優待の文化がありますが、米国株をはじめとした、外国株には株主優待はありません。日本の場合、株主優待は企業によってさまざまです。自社商品の割引券、商品券や製品の詰め合わせなど、その企業のファンであればとても嬉しいサービスが用意されていることが多いです(株主優待制度がない企業もあります)。こういった株主優待は、株式投資の楽しみの一つでしょう。株主優待を得るには、保有株数や保有年数の条件があったり、「権利確定日」に株主になっている必要があるので、株式購入の際に確認してください。

配当とは

米国株をはじめとした外国株の場合には、株主優待ではなく、配当など、現金で受け取る方針のほうを優先されている傾向があります。米国株は、年4回の配当がある企業が多く、分散投資などを行い、仮に20社、30社と米国株を保有していると、年間80回、120回と、大変多くの配当を受け取れることになり、不労所得が生まれます。値上がり益に対してみれば、配当は利回りが少ないですが、配当は損をすることはないので、ある程度の資産が作れたあとには、経済的自由に到達するための非常に有効な対策になることは間違いありません。

一般投資家の方を見ていると、現在使える投資資金の額や、「いつまでにいくら欲しいのか」という期限目標、目標金額などに応じて、インベストメントやトレードを使い分けているかたも増えています。トレードは、技術が必要になりますが、技術次第では1年で2倍、3倍になることもあります。

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