投資信託

投資信託とは

投資信託とは

そもそも「投資信託」とは何かというと、それは「プロに運用をしてもらう金融商品」です。ネット証券に口座を開設すれば、簡単に「自分で株を買う」ということはできますが、要するにこれは「自分で運用する」という意味です。これに対して投資信託を買うということは「プロに運用をしてもらう」ということを意味します。

投資信託は、国内に数千種類も商品があると言われています。運用をプロにお任せするとは言え、何を選んだらいいかわからない!という人も多いと思います。そこで、魅力的な投資信託の探し方についてポイントを解説します。

2つの投資信託

投資信託には大きく分けて2つの種類があります。

インデックス型の投資信託

株価指数などのベンチマーク(目安)と同じ値動きを目指す投資信託のこと。パッシブ型とも言う。代表的なベンチマークには、日経平均株価や、TOPIX(東証株価指数)などがある。たとえば日経平均株価と同じ値動きをするには、指数の算出方法によって銘柄を購入すればよい。市場の動きと連動しているため、投資初心者にもわかりやすい値動きをする投資信託と言えます。

アクティブ型の投資信託

株価指数などを上回るパフォーマンスを目指す投資信託のこと。良いパフォーマンスを出すため、企業の調査・分析やさまざまな運用手法を使うので運用コストがかかる。インデックス型に比べて信託報酬(手数料)が高い。市場平均を上回り、リターンが大きい場合もあれば、市場平均を下回ることもあります。

人気の銘柄の探し方

人気の銘柄は、ネット証券の「ランキング」に載っていることが多いです。各証券会社にも「日別・週別・月別」などのランキングがあります。日別などの場合は、直近の値動きの上げ下げに対して、レバレッジが掛かっているリスクを取りながらリターンを狙う投資信託がランキング上位に入ることもありますが、週別、月別などは、基本的には人気商品はいくつか決まっており、同じような商品がランキングに顔を並べることが多いです。

レバレッジのかかっている商品には「レバレッジ」「2倍」「3倍」などのキーワードが商品名に含まれていることも多いですが、長期でお金を積み立てていきたい人は、あえてレバレッジ型を選ぶ必要はありません。何年かに一度は大暴落も必ずありますから、投資の目的に合わせ、一番人気だからといって安易に選ばないようにしましょう。

なお「ブル」「ベア」というキーワードを発見することもあると思いますが、「ブル」とは、相場が上昇しているときに利益が出るように設計された商品のことです。対になるのが「ベア」で、相場が下落しているときに利益が出るように設計された商品のことを指します。

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